最近、食事中に寝落ちてしまうことがたまにある。目が覚めるとご飯やパスタの残りがカピカピになっているので、切ないし困る。
食後の眠気は、食事によって血糖値が急激に上がってから反動で急降下する「血糖値スパイク」が原因であることが多いらしい。私は食べるのが遅いので、ちょっと食べるのを休んでいる間に血糖値の下降が始まってしまい、途中で寝落ちしてしまうのだろうと考えた。
測定
本当に血糖値スパイクが起こっているのかを調べるために、フリースタイルリブレという測定器を買った。体に刺しておくと、血糖値に近似した値*1を常時測っててくれるすごいやつ。グラフも表示してくれる。
普段通りに食事を摂ってみると、予想通り元気よくスパイクしていた。
LibreView というデータ管理システムと連携すると、そこに計測データが送られて、LibreView のウェブサイトから計測履歴の CSV ファイルをダウンロードすることもできる。
可視化
せっかく CSV ファイルが手に入るので、BigQuery に入れてクエリしたり Data Studio で可視化したりした。
BigQuery に入れるときは
- Header rows to skip: 2
- Allow quoted new lines: true
と設定するとちゃんと読み込んでくれる。
血糖値スパイク対策
血糖値スパイクを抑えるためにいろんな食べ方を試した。
白米を普通に食べる | 白米を一口食べる度に腹筋10回 | 白米を食べながら歩く | 野菜ジュースを飲んでから白米 |
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普通にスパイクが起こる | めっちゃ疲れたけど効果なし | 逆効果 | やさいすごい |
これからは何か食べる前に野菜ジュースを飲もうと思った。
もちろん「炭水化物の前に野菜を摂りましょう」っていうのはあちこちで言われていることなんだけど、それを実際自分の体で試して、効果があることを数字で確認できるのがすごく良い。リブレ買ってよかった。
*1:実際に測っているのは間質液中のグルコース濃度。